兵庫県尼崎市の地域のリビング・地域の子育て応援応援団。一般社団法人ポノポノプレイス ちびっこステーション ひだまり

地域のリビング 多世代交流拠点! 一般社団法人ポノポノプレイス

ひだまりコラム 保健師 上杉 敦子

「子どもが心配という心に隠れているもの」

 こんにちは、あっちゃん保健師です。1月に体調を大きく崩してしまい、育児相談や離乳食講座もお休みを頂いていました。お母さんは無理を承知で動いてしまうものですから、たまには、グッと休める時間を作ることも必要ですね。


 今回は、ちょっと耳の痛いお話しかもしれませんが、私も陥りがちな「子どもへの心配」について、お話ししようと思います。「あなたのことが、心配なの。」それって本当にそうなのでしょうか? ゆっくり考えてみましょう。自分の都合の良いように相手を支配するために、優しさ風味の心配を装っていることが、実はあるんです。もし、そうならば、無意識でしてしまっている事なので、ちょっと、ぞっとしますよね。


 まさか?! そんな事は無い。そう思うのもわかります。でも、今、実際に、今、頭で描く不安以上のことが起こっていないにも関わらず、不安を抱いてしまっているお母さんからの相談をよく受けます。例えば、「歯ブラシを始めたのですが、とても嫌がるんです。このまま嫌がったら、虫歯とかなってしまうんじゃないかと不安で…」といった感じです。実は、ここには、子どもが歯ブラシをしないという行動が、自分の中にある何かずっと抱えている不安を揺さぶっているんです。だから、「これ以上私を不安にさせないで、私を不快にさせないで」という、あなたがあなたの心を守る行動が、「子どもが心配、あなたが心配」という言葉にすり替わってしまっているんです。


 ざわざわしますよね。私も、あぁぁ…思い当たる時あります。初めての子育ての時、とにかく、良いお母さんでいないと、上手く解決しないと、どこかにそんなプレッシャーを自分で自分に課していました。だから、私が頑張らなきゃ、私が何とかしなきゃ、そんな不安を無意識に抱えていました。そんな時に、周りの子どもたちより上手く離乳食が進まない、トイレトレーニングが進まない、そんな事が起こると、私の不安が揺さぶられていました。それを、うちの子が心配…と言ってどこかで、自分が抱える不安から逃げていた時もありました。


 小さい子どもは特に、大人と違い、本能のままに生きています。そこから、自我を芽生えさせ、自分でやってみるをやり続け、失敗や工夫を繰り返し、知識をつけていきます。だから、大人が考えるよりも、もっとシンプルに不安など抱えずに、感情を表して、やりたい事をやってみて、学びを深めて行ってるんです。ここで、大事なのが、子どもを信じること。言葉にするのは簡単ですが、難しいですよね。なぜかと言うと、子どもを信じれる自分を信じないといけないから。自分を信じるって、手探りな子育てを始めたお母さんたちにはなかなか難しいことかもしれませんが、お母さんが自分を信じる姿こそが、子どもが自分を信じる1番のお手本になります! 1人で不安を抱えきれなくなったら、身近な人に伝えて応援してもらって下さい。ひだまりのスタッフやあっちゃんも、時には背中をそっと押して、見守り続けています。あなたなら大丈夫、自分のペースで、ゆっくり、成長していきましょう。
                                                                    上杉 敦子

ページトップへ