ひだまりコラム 保育師 吹野 加代
子育て あぁ~勘違い
子育てには、マニュアルはありません。
育児書、本はたくさん出てますが……
「こうあるべき」「こうすることが良い」と「子どもの為にと思って行動しているのに」なぜ思うようにならないか……
1つの方法を試してみてもうまくいかない、それは当然のことです。子どもにも たとえねんねの赤ちゃんでも意思を持っています。
しかし、赤ちゃんは、笑う、ミルクを飲む、寝る、排泄をする、泣くという行動しかできません。
ことばを獲得してないので、自分の思いを伝えるには、泣く、笑うの2つの行動で伝えるしかありません。
「泣く」という行動に過剰に反応すると 余計に泣いてしまうという経験をされているママは、多いと思います。
「泣いている」→なぜ? と泣いている状況だけの判断だけではなく、「なぜ?」と泣いている1つの奥を感じてみませんか?
一人で歩けるようになってくると もっと意思を伝えたいのでいろいろな行動をします。
あわてないで、「あれ?」「どうしたかな?」と考えて あわてないで 向き合ってみませんか?
子育ては、試行錯誤です。
ひとつしてみて、うまくいかなかったら、次のことをしてみる。
その子に合ったアプローチをすることが大切だと思います。
Aさんママのやり方、Bさんママのやり方それぞれの方法があります。
でも……子どもに押しつけるようなことはやめましょう。
同じ立場、視線となってアプローチすることが、先に生まれてきた私たち(親)の役目です。
たとえ うまれてすぐの赤ちゃんでも一人の人間です。一人の人としてのかかわりを持つことが大切です。
人生の先輩として……
子育てに正解はありません。
その子に合ったより添いを……