“絵本”ってたのしい!” ~ ファーストブック(はじめての絵本)特別編 ~
新しい年が始まりました。
今年は2020年(令和2年)、干支は、ねずみ(子)年です。
干支はもともと暦や時刻、方角を表すときに用いられてきましたが、現在は、その年のキャラクターとしてカレンダーや年賀状に用いられたり、神事などで「年男、年女」がクローズアップされ、年神様のご加護を多く受けるといわれています。十二支には、動物にちなんだ、幸せを願う意味がこめられていて、“ねずみ”は、繁殖力が高いことから、子宝の象徴となり、子孫繁栄の意味がこめられています。
十二支の種類と順番をレースで決めた逸話は、絵本でもおなじみで、犬と猿のケンカや猫が十二支に入れなかったエピソードなどがユニークです。
『十二支のはじまり』(文/岩崎京子 画/二俣英五郎 教育画劇)他、多数の絵本がありますので、読み比べてみてくださいね。 中桐 洋子