ひだまりコラム 保健師 上杉 敦子
こんにちは、あっちゃん保健師です。4月から新しい環境や人間関係に慣れ始めた人も、なかなか慣れないままの人も、季節が夏へと変わり目に来たことで、体や心の不調を感じる時期です。誰のせいでもなく、体と心が、素直に「何かを伝えようとしてくれている」ただ、それだけなのです。それは、子どもさんもママも同じです。
この間まではミルクの飲む量の悩みだったのが、偏食の悩みになり、あっという間に下の子が生まれ赤ちゃん返りに悩む…悩みは解決する暇もなく次の悩みがやって来て、いつしか振り返ってみるとそんな事があったなぁと過ぎ去っていきます。育児は待ったなしです。
物事は、コインの裏表、月と太陽、光と影といったように、必ず対極の世界があります。「悩み」の対極は「望み」です。【できない ↔ できる】【なれない ↔ なりたい】【自分はダメだ ↔ 自分が好き】…悩みの分だけ、本当はこうしたい、こうありたいと必ず望みがあります。我慢で望みを見ないふりをするのは簡単です。でも正直な体と心は、不調というアクションで、望みを無視しようとするあなたに訴えかけています。悩む分だけ、自分が望んでいる姿がある。そこに気付くと具体的な一歩が見つかるはずです。いつでも気軽にご連絡下さいね。自分で気付くためのお手伝い致しますね。
上杉 敦