兵庫県尼崎市の地域のリビング・地域の子育て応援応援団。一般社団法人ポノポノプレイス ちびっこステーション ひだまり

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ひだまりコラム 保健師編 上杉 敦子

こんにちは。あっちゃん保健師です。ある日、育児相談でママからこんな質問がありました。子どもがよく食べるので、ぽっちゃりしています。

健診でも、標準体重を超えているので指導を受けて…。親は親で、泣いてる子どもにご飯を我慢させるなんて可哀想だと言うし…。自分なりに色々とやっているけれど、皆んな言うことが違って、もぅ、どうしたら良いか分からなくて。。。

もぅ、まさに、私も同じ経験をしました。私は、産後鬱が酷くて(これにもちゃんと理由があるのですが、また次回)、食欲不振とストレスで母乳が全然出ませんでした。ですから、子どもは完全ミルク。一定量を一定の濃度で飲めるので、もれなくぷくぷくと大きくなりました。

その時、よみがえる記憶がありました。自分が小さい頃にぽっちゃりしていることを虐められたこと。思春期にスタイルが良い子と並ぶのが恥ずかしかったこと。無理なダイエットをしてスタイルは良くなっても、太ることに不安を抱え、食べることを楽しめなかったこと。

子育ては、子どもの問題や課題が目の前に来た時に、自分の傷ついた時の悲しみ、本当はやりたかったこと、本当は分かってほしかったことなど、過去の自身のメモリーを呼び起こします。これは、決して悪いことではなく、あなたの子どもがその問題や課題に対して取り組む過程の中で、あなたをその囚われているものから解放しようとしてくれている子どもからのプレゼントだと思います。

もちろん、私は保健師なので、もちろん医学的に病気につながることはないか?命に関わることではないか?の視点からお子さんを看ます。それに対して、必要であればアドバイスもします。しかし、それはお子さんの一部分です。

子育ては、お母さん、お父さん、家族などによって、スタイルは様々です。今目の前に起こっている現実の裏側には、絡み合っているものもあり、それは単に知識ややり方を知れば解決するものもあれば、自分自身の中にある課題がその現実を起こしていることもあります。どうか、ひとりで不安や悲しみの中で立ち止まらず、私やポノポノのスタッフにでもお声かけ下さいね。あなたの子育てを応援しながら伴走しますからね。

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